今日は7月7日『七夕』ですね

子供の頃に、短冊を願いを書いて笹に飾った思い出がありますが

 

七夕が広まった当初は、短冊を飾る風習は無かったそうで

五色の糸が飾られていたそうで、裁縫や手芸の上達を願ったものだったそうです。

 

この行事が庶民に広まったとき、高価な糸を飾れないので

代わりに紙を切って飾ったのが短冊の始まりといわれているそうです。

 

この短冊に使われる色、赤・青・黄・白・黒(紫）の五色の短冊と決まっているんです。

陰陽道の五行説が由来でそれぞれ自然の色を表した特徴があります。

 

青・・木々の緑を表し、徳を積む・人間力を高める

赤・・炎を表し、父母や祖先へ感謝の気持ちを表す

黄・・大地の象徴であり、信頼、知人・友人を大切にする

白・・厳守の色であり、義務や決まりを守る心を表す

黒（紫）・・命をはぐくむ、学業の向上を願う

とそれぞれに意味もあるので願い事に合わせた色を選ぶのが良いそうですよ。

 

そしてもう一つ、七夕といえば織姫と彦星の１年に１回会える日ですよね。

でも雨が降ってしまうと天の川を渡る事ができずに

会えなくなってしまうとされていて

この日に降る雨は、織姫と彦星が会えずに悲しんで流す涙で

『催涙雨（さいるうう）』というそうです。

 

でも一部の地域では雨が降っても会えるとされているところもあるそうで

その地域では、七夕の日の雨は、

二人が会えたことを喜んで流す嬉し涙だといわれているそうです。

 

今日の日本は全国的にあいにくの雨となっていますが

今日の雨は悲しみの涙ではなく、うれし涙であると良いですね

 

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