体の主なエネルギー源はブドウ糖ですが

このブドウ糖が不足した時に肝臓で脂肪から作られるケトン体も

体内で活用されるエネルギー源の一つです。

 

体内には、ブドウ糖を使ってエネルギーを生むブドウ糖回路と

ケトン体を使ってエネルギーを生むケトン体回路があり

同時に働く事が出来ないので、激しい運動や絶食状態などで

体内のブドウ糖濃度が下がると、ケトン体回路が動きはじめます。

 

ケトン体は、体を動かすエネルギーの素であるミトコンドリアに

直接摂り入れられるので、ブドウ糖よりも少量で

効率よく身体へエネルギーを供給することができます。

 

ケトン体を働かせるためには、ブドウ糖濃度を下げる必要があるので

穀物・パン・麺類などの摂取を控えることで糖質を制限しなくてはいけないそうです。

 

このケトン体に注目したダイエットが【ケトジェニックダイエット】とよばれるもので

たんぱく質・食物繊維・ミネラルを通常よりもかなり多めに摂る食事法だそうです。

 

糖質を摂りすぎることで、血糖値の急激な変化は血管を傷つけてしまい

動脈硬化や心疾患、がん等の原因になることもあるそうなので

糖質を制限する事はダイエットだけではなく、健康維持の効果も期待できますね

 

主食の糖質は高く、

茶碗一杯分のお米の糖質は、角砂糖１４個分

食パン一枚は角砂糖９個分

うどん・蕎麦一杯分は角砂糖１０個分

パスタ一皿角砂糖１４個分

カレーライス一皿角砂糖１５個分と、糖質の量がかなり高くなっていますので

ケトジェニックダイエットを行うときは炭水化物の摂取は控え、

肉類・魚・卵等を中心とした食事を摂りましょう。

 

糖質をエネルギーにしない体質に変え、脂肪をエネルギー変える事が出来る身体になると

リバウンドがしにくい身体を作る事が出来るそうなので

ダイエットや健康のためにこれからはカロリーではなく糖質を意識してみてください

 

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