夏に比べ日照時間が短くなる秋から冬は、うつ病になりやすい季節だと言われています。

 

これは冬季うつ、季節性うつ病、季節性感情障害などといわれ、

10月から11月頃に症状が現れ始め、春になる3月頃になると回復するというのを繰り返します。

 

原因はまだはっきりと解明されてはいないそうですが

夏が終わり、日照時間が減少すると脳内のセロトニン分泌が減少し、

脳の活動が低下するために気分の低下を引き起こしたり

睡眠をつかさどるメラトニンの分泌が乱れて

体内時計が狂うことが関係していると考えられているそうです。

症状

□　午前中に気分が落ち込む

□　気力や集中力の低下

□　イライラ・不安感が増える

□　物事、趣味を楽しめなくなる

□　人に会うのが嫌になる

□　性欲がなくなる

□　睡眠時間が長くなる

□　過食になり、体重が増加している

□　炭水化物や甘いものが異様に欲しくなる

 

などで精神的な症状はうつ病とほぼ同じですが過食や睡眠に関しては真逆の症状が出るそうです。

 

冬季うつの予防には

◆バランスの良い食生活

肉・魚・大豆などのたんぱく質には、脳の働きに関わるセロトニン生成に必要な

成分が含まれているので、しっかりと摂る。

◆日光を浴びる

植物が太陽の光で光合成を行うように、人も日光を浴びる事で

身体と心の健康を整える事ができるので、朝早く起きて日光をしっかり浴びる時間を作りましょう

 

ウォーキングやサイクリングなど軽い運動も症状の緩和や予防に効果的だそうなので

症状が悪化する前に、食事睡眠、運動に気をつけて気持ちよく冬を過ごせるように準備し

蓄積されたストレスも原因になるのでストレスを溜めないように気をつけましょう。

 

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