ストレスは体のあらゆる部分に影響を及ぼしますが

頭皮や髪にも影響を与え、抜け毛や薄毛、髪質の変化などの原因になってしまいます。

 

髪質が変わる

自律神経は血液の流れを整えます。

体全体に血液をスムーズに送ることができるのは自律神経の働きのおかげですが

ストレスにより自律神経に乱れが生じると髪の栄養不足を引き起こします。

 

ストレスで栄養不足になると髪組織の大部分を占めている

コルテックスの質に変化が起こり、髪の断面が歪みやすくなり

チリチリの髪の毛になってしまいます。

 

毛穴は緊張すると収縮し小さくなり、リラックスすると緩んで大きくなる性質があります。

ストレスによりこれが繰り返されることもチリチリの髪になる原因になります。

この様な状態になってしまうと元に戻すのは非常に大変だそうなので

こうなる前に予防することが大切です。

 

抜け毛が増える

やはりこれも自律神経の乱れにより栄養が行き渡らなくなることが関わっています。

毛髪は毛乳頭が毛細血管から栄養を受け取り活動していますがこの働きが正常に行われないと

新たに生える毛髪が弱くなり薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。

 

また髪には男性ホルモンが大きく関係していますが

ストレスでホルモンバランスが崩れる事も薄毛の進行を促進してしまう可能性もあります。

 

ストレスによる抜け毛は、髪の成長途中で抜けてしまうため毛根が黒かったり

毛根がしっかり成長している場合は毛根が膨らんでいるそうですが

成長途中で抜けてしまうと膨らまず細いままの状態になっているそうなので

抜け毛の状態でストレスのせいなのか見分ける手掛かりになるそうです。

 

ストレスによる髪への影響は、食生活や睡眠などを見直すことで改善できるそうです。

仕事や様々なことに追われ疲ればかりが溜まっていくような生活を送っていてはストレスを永遠に解消できません。

 

1週間のうち、せめて1日だけでも日々の忙しさを忘れ、

心からリラックスでき幸せを感じられる時間を作りましょう。

 

抜け毛や髪質、薄毛などを気にしすぎることもストレスになってしまいます。

ストレスがなくなれば改善されますので過剰に気にしないようにしましょう