女性ホルモンのような働きをしてくれるイソフラボン

多くの女性がその効果を期待して積極的に摂取したい人気の栄養素ですが

このイソフラボン、実は効果の出る人と出にくい人がいるそうなんです。

 

誰にでも効果があるわけではないと聞いて

ショックを受けている方もいるかもしれませんが・・・

 

この効果の出やすさの違いは、イソフラボンを体内で

【エクオール】に変換できるかどうかなんだそうです。

エクオールって？

女性ホルモンのエストロゲン様作用、エストロゲンが過剰に分泌されるのを抑制する働き

男性ホルモンのアンドロゲンの働きを抑制、抗酸化作用などの働きをする成分です。

大豆製品を摂取すると、腸内で大豆イソフラボンの一種である『ダイゼイン』が

腸内細菌によってエクオールに変化し体内へ吸収されます。

女性ホルモンに似た構造をしているので女性ホルモンに似た働きをします。

ですので女性ホルモンが減少している時など非常に大切な物質となります。

 

女性にとってとても大切なエクオールは、

【エクオール産生菌】という腸内細菌によって作り出されますが

この菌が腸内に存在していない人もいるそうなんです。

また、腸内にエクオール産生菌があっても元気に活動していない場合も

エクオールは作り出せないそうです。

 

エクオールを作り出せる人の特徴

◆大豆食品をよく食べている

◆睡眠を８時間以上する

◆食物繊維をしっかり摂っている

◆運動をしている

◆タバコを吸わない

 

大豆食品を毎日のように食べる人では、食べない人の倍近く

エクオールを作り出すことができたり

運動をしっかりとしている方や睡眠もしっかり取れている方が

より多くエクオールを作れるという研究結果もあるそうです。

 

目に見えない事なので自身での判断はできませんが

自分がエクオールを作れているのかどうか検査できるキットがあるそうです。

 

年齢を重ねるにつれ減少していく女性ホルモンを補うためにも

体内でしっかりとエクオールを産生できる体へ改善していきましょう

 

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