肌悩みに多い【シミ】

このいや~なシミはどのようにできてしまうのでしょうか。

 

シミのメカニズム

シミは肌の表皮で作られています。表皮は4つの層に分かれていて、

紫外線を浴びるとその一番下の基底層にあるメラノサイトがシミのもとである

メラニン色素を作り細胞内のメラノソームに蓄積します。

 

メラニンでいっぱいになったメラノソームはメラノサイトの先端から

ケラチノサイトへ受け渡され、メラニンはケラチノサイトの中で紫外線から細胞核を守ります。

 

肌は基底層にある表皮細胞が分裂し徐々に押し上げられ

最後は肌表面の角質となりアカとなって剥がれ落ちるターンオーバーを繰り返します。

ターンオーバーが正常に行われていれば、紫外線によってつくられたメラニンも

細胞と共に剥がれ落ちていきます。

 

加齢、紫外線の浴びすぎ、肌への過度の刺激、ストレスなどで

ターンオーバーが乱れ遅くなるとメラニンも排出されず、

皮膚の中に残ったままになることが《シミの原因》となります。



 

女性ホルモンがメラノサイトを刺激してしまうので男性よりも女性のほうが

シミが出来やすくなってしまいます。

さらに更年期になると、女性ホルモンの分泌が減少するので

脳から分泌を促す信号が送られるので、この時期にもシミが増えてしまうそうです。

 

シミを作らせないためにはお肌ケアはもちろん必要ですが

シミができにくくなる身体にするための栄養素を摂ることも大切です。

 

抗酸化作用のあるビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールを意識したり

身体の冷えは血行が悪くなり肌がくすみシミの原因にもなってしまうので

血液をサラサラにしてくれる納豆や青魚、昆布やわかめなどを食べたり

身体を冷やさず血行が良くなる生活を心がけましょう。